生田緑地の生物多様性保全活動、

ヨシ原のヨシ刈り、セリバヒエンソウ駆除

日時 2017/4/20(木) 10:00〜13:00 晴
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子

ヨシ原のヨシ刈り
場所 生田緑地 谷戸のヨシ原
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美

ヨシ原の枯れヨシの刈り取りは、地元の稲目町会から川崎市北部公園事務所に、刈ってほしいという要望があって、 北部公園事務所所から、私たち水田ビオトープ班に相談があったことが発端です。
水田ビオトープ班では、丁度、ハンノキ林の調査を始めたところで、ヨシが繁っている谷戸の末端部については未調査でしたので、ヨシ刈りを引き受けました。
1回目は、2007年2月に実施しました。
  2007/2/8  ハンノキ林保全、ヨシ刈り 2人
  2007/2/10 ハンノキ林保全、ヨシ刈り 4人
  2007/2/21 ヨシ刈り         1人
その後、継続して実施していますが、近年は、春になってから刈ってています。
冬期は小型の野鳥が身を隠せる場であるので刈らないで欲しいという声が野鳥ファンから聞かれたためです。

既に、新芽が10cm程に伸びていますが、桑切鎌を使って、3人でヨシ刈りを行いました。
鈴木は、ヨシの茂みの北側から刈り取りを進めました。


田村は、西側から刈り取りを進めました。

岩田は、東側の木道付近から、池周りまで進め、更に、北に向かって、ヨシの茂みの中央に道をつくるつもりで刈り取りを進めました。
刈ったヨシは足下に置いて、足が潜り込むことを避け、過去に刈ったヨシが足に刺さるのを防ぎながら進めました。
カサスゲの雄花が花粉をまき散らしていました。

ヨシ刈りを終えてから、キショウブも刈りました。根から掘り取らないと駆除にはならないと思いますが。
谷戸では、ヒルガオを見ることが少なくなったように思いますが、ジンガサハムシが金色に光り、存在を教えてくれました。

また、コウヤワラビがありました。
黒川で出会った時は、その葉の形に興味を覚えましたが、 ここにあるとは知りませんでした。
更に、こんな蘚類?もありました。



セリバヒエンソウ駆除

場所 生田緑地 メガネ池付近
参加者 岩田芳美、細川洋子

谷戸の草地にセリバヒエンソウが咲いています。
毎年駆除しているのに、花盛りです。
種子の発芽率が高く、発芽から開花までの日数も短く、少しずつ開花時期をずらせて咲くので、この時期に頻繁に、何度も除草しないと駆除できないのだと思います。
セリバヒエンソウを駆除しながら、育ってきたカナムグラも抜きました。


活動終了後に梅畑で休憩していたら、シオヤトンボ♀が2匹いました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation