生田緑地の自然保全活動
伝統的里山管理に向けて
伐倒したクヌギの伐り直し、低木伐採

日時 2017/2/4(土) 9:20〜12:30 晴
場所 生田緑地萌芽更新地区
参加 岩田臣生

1/21(土)の里山倶楽部Bで伐倒したクヌギの大径木は3本ありました。
このうちの2本の伐り直しは 1/26(木)に行いましたので、残りの 1本の伐り直しを行いました。
直径は 30cm あり、樹齢は 19齢でした。


繁茂していた低木は、ムラサキシキブ、ヤブムラサキなどが多いのですが、今冬は、伝統的里山管理とするために、これらは一度、全てを伐採するつもりです。
試しに、今回伐り直ししたクヌギから、近くのカントリーヘッジまでの辺りの低木を伐採して、カントリーヘッジに積む作業を行ってみました。
これは、大径木の伐採に比べれば容易でした。
実生のゴンズイが直径 3cm程に成長していました。
繁っていた低木が消えると、生田緑地としては傾斜の緩い斜面だったことが分かります。 これなら、里山倶楽部Aの活動で管理を行うことができそうです。
また、記憶はいい加減なもので、2本残っていると思っていたアカシデの大径木が 3本だったことが分かりました。 そこで、アカシデは伐採しないつもりでしたが、1本は伐採しようと思います。 ただ、シデ類は材が硬いので、今回は一番細い 1本にしておこうかと思います。
伐採しておきたいクヌギは、まだ何本も残っていますが、上の園路に近いものなど、来年の伐採にすることが可能なものは、来年の活動にするのが現実的な方法だと思いました。


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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation