生田緑地の谷戸の自然保全活動



ヨシ原のキショウブ駆除、キヅタ剥ぎなど

日時 2016/3/31(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 ヨシ原
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美、

生田緑地の桜も咲き、気温も上がって、来園者が大勢歩いていました。
生田緑地整備事務所付近のコナラにアオゲラが来ていました。
谷戸に降りると自然観察が始まりました。
新芽が伸び出したベニシダとミドリベニシダが並んでいて、見比べることができます。


上の田圃の水が減り出しました。
水流の流量が減ってきたのに加えて、畦からの水漏れ量が増えてきたためと思われます。
ザリガニ穴を探して、穴塞ぎも行いました。
田圃下の水溜まりの水漏れを止めるために、底を踏み固めることも行いました。 これは何度も繰り返すことが必要です。

合流部のヤマザクラも咲き始めました。
田起こしを始める季節になったようです。


今日の本題のキショウブ駆除を行いました。
前回はなかなか捗らず、僅かな範囲しかできませんでした。
今回は、50%の掘り残しがあってもよいことにして、全域に手をつけることを目標にしました。
そのために、鍬を使う人は、鍬でキショウブの根茎が見えるようにするだけでよいとしたのですが、全部掘り出さないと我慢できなかったようで、広い範囲に手をつけることを優先することにはなりませんでした。
今年は、伸び出したキショウブの地上部を何度も刈り取って、根茎に栄養を蓄積できないようにして弱らせる方法を試してみることにします。

休憩していると小さな昆虫が飛んでいる場面が見られるようになりました。翅が紅色の甲虫も飛んでいました。


キヅタ剥ぎなど

日時 2016/3/31(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 ピクニック広場下、ハンノキ林下の湿地
参加者 岩田芳美

ピクニック広場下のアズマネザサを刈り、キヅタを剥ぎました。
カキドオシやタチツボスミレが咲いていますので、注意しながら、可能な範囲を行いました。
また、ハンノキ林を出たところの湿地のキヅタも剥ぎました。
既に、ミヤマナルコユリやホウチャクソウなどが出ていましたので、キヅタ剥ぎをすべき季節は終わったと思います。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation