生田緑地の谷戸の自然保全活動



田圃の畦の手入れ
日時 2014/10/27(月) 9:30〜13:30 曇
場所 生田緑地 上の田圃の上の段
参加者 岩田臣生

稲刈りの済んだ田圃の手入れの2回目です。 上の田圃の上の段を行いました。
24日に手入れした下の段は湛水されていました。


上の段については田圃の水が畦の外に流出しているとは考えていませんでしたが、始めてみると、ザリガニ穴と思われる穴が沢山ありました。
この穴を一つ一つ埋めて、その部分には、できるだけ田圃の底の方の粘土質の泥を掘り上げて、畦塗り(くろぬり)とか、畦つけ(くろつけ)といわれる作業の真似事を行いました。
水を落として、土の粘性が高くなってからならともかく、常に湛水している田圃では泥の粘性が低すぎて無理な作業だと思います。
しかし、それは承知の上で、スコップで、掬い上げるのに力を要する底の方の土を使って試してみました。
簡単に掬えるトロトロの土は、畦の上にイネワラを並べて、その上に広げました。
水中にはマメゲンゴロウが泳ぎ、イネの蘖(ひこばえ)にはオオアオイトトンボがいました。
木道に上がってお茶を飲んでいたらマユタテアカネが手の届くところに飛んで来て、翅を休めました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation