生田緑地の谷戸の自然保全活動



ホタルの国のホタル観察会 1回目
日時 2014/6/14(土) 18:00〜18:55 曇
場所 生田緑地東口ビジターセンター2階 
講師 岩田臣生、サポート 小泉恵佑、水上 健
参加者 123人

ホタルの国の広報は大々的にはやりたくないものの、観察会間近になると、殆んど参加者がいないのではないかと不安になってしまいます。
生田緑地のファンは育てたいものの、花火と同じ感覚で、どこか近くで見られる所はないかと探しているような人は来てくれない方がいいと思っています。
30分前にビジターセンターに入って、机の配置を変えて、PCとプロジェクターをセットしていると、親子連れが集まり出しました。 半数は小さな子どもたちのようです。
たちまち椅子は足りなくなり、予備の椅子や1階にあった椅子まで並べましたが、それでも足りませんでした。
今回は、今まで使用していたスライドから専門的な部分を削除して、できるだけ分かり易い内容に変更してきたものの、 今まで自然との接触の少なかった子どもたちに聴いてもらえるように話をすることができるだろうかという不安を感じながら行いました。




ホタルの国のホタル・ガイド・ボランティア 2日目
日時 2014/6/14(土) 19:00〜21:30 曇
場所 生田緑地ホタルの国 
参加者 岩田臣生、木坂陽子、小泉恵佑、斉藤昭三、佐々木キヨ子、鈴木義裕、鈴木潤三、政野祐一、
    水上 健、両角亮子

早い時間から入国している人たちが多かったのか、南の案内所から北の案内所まで、ホタル観賞の人たちが各所にかたまって、ホタルが光り始めるのを待っていました。
北の案内所周辺の明るさも昨日ほどのものではなくなっていて、草地のステージの状態が少し改善したように感じました。 LEDの普及によって照明が明るくなったことが、市街地の中の都市公園のホタルにとっては棲みにくくなっているようです。
反省会での報告には、携帯電話、スマホの電源を切っておいてくれない人が多く見られたことが発言されていました。 これはバッグの中や、ズボンの中で光っているというものが殆んどでしたが、中には、通話している人、歩きスマホをしている人もいたとのことでした。
その他、デジカメ使用者が2人、光る靴を履いて来た子ども2人、犬を抱いて入った人が1組2人、迷子1人、定期券の落し物1件、 手摺りが片側にしか無い所は恐いと訴えていた老夫婦1組、等々がありました。

今年は、竹林から湿地にかけての暗がりにホタルの群舞が見られることから、この場所のデッキ上に大勢の観賞者が集まっています。
そんな状況を知らないのか、隣接する住宅地から懐中電灯を使用して竹林を抜けてくる人、ホタルの集まっている中に出ていく人がいて、観賞している大勢の人たちのひんしゅくをかっていました。 「なんで、あの人たちは入れるのか。」、「私たちは、どうして止められるのか。」という声が聞かれました。
「懐中電灯を消してください。」と叫ぶと消えるのですが、直ぐにまた点灯されるということが繰り返されるので、仕方なく、そこまで注意しに行くと、 「何で点けたらいけないのか。」、「普段通っている道をどうして通ってはいけないのか。」、「そんな看板は無かった。」、「警備員なんかいなかった。」、 「生田緑地整備事務所に文句を言うから、お前の名前を教えろ。」、...。
大勢集まっていた観賞者の中からは「あーあ、ホタルが散っちゃった。」という声が発せられていました。
警備員がいないと言われたので、戸隠不動口から出て、確認に行きました。 警備員はいましたが、看板がありませんでした。 生田緑地整備事務所が早い時間に閉まっていて看板を受け取れなかったと言うのです。 また、注意しても、言うことを聞かずに行く人が何人もいたようでした。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation