生田緑地の谷戸の自然保全活動



代掻き
日時 2014/5/16(金) 9:10〜13:20 晴
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 岩田臣生

水の確認と上の田圃の下の段の代掻きを行いました。 この状態では田植えができません。
2〜3回も代掻きをしたら泥の状態になるだろうと思いますが、先ずは水を確保して、代掻きを繰り返すことが急務です。
アメリカザリガニの孔は、塞いでも、塞いでも開けられてしまうので、切りがありません。
作業を終えた場所に、カルガモの番いが入ってきて、昼寝を始めました。 人を恐れる様子がありません。
クロスジギンヤンマが、時々現れては、また飛び去ることを繰り返していました。
田圃の中にあったシュレーゲルアオガエルの卵塊を保護しようとした所に大きな孔を見つけて、 これを塞いだら、少し水位が上がったように感じます。
13日の活動中にも田圃の中の土塊の陰にあったシュレーゲルアオガエルの卵塊を2個見つけて保護しましたが、 今日は23個、保護しました。


帰り道、木道の手摺りの上に大きな黒いイモムシが沢山いました。 図鑑で調べたら、ヒオドシチョウの幼虫のようです。 しかし、生田緑地にヒオドシチョウはいないと思っていました。
そこで、茅ケ崎の岸さんに写真を送ってお尋ねしたところ、ヒオドシチョウの終齢幼虫で、蛹になる場所を求めて移動しているところだろうとのことでした。 また、今年は南関東各地でヒオドシチョウの幼虫が確認されているということも教えていただきました。


木道の手摺りの上は、この他にも、ヒロヘリアオイラガの幼虫をはじめ様々な毛虫がいましたが、こんなペリット?もありました。


また、見上げると、エゴノキの白い花が咲いていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation