土の採取禁止看板についての現地協議
日時 2014/2/5(水) 11:00〜12:00 曇
場所 生田緑地 
参加者 岩田芳美、上西登志子
    生田緑地整備事務所(磯部、清田)、生田緑地運営共同事業体(額谷)

1月26日(日)の生田緑地観察会“地層”の時に、土の採取を禁止する注意看板が小さいものに替えられ、そこに小さな文字で何やら書いてある、役に立たない看板に替えられていたことが分かりました。

生田緑地の地層の露頭から土を削って盗んでいく人が多いため、過去に度々問題になっていました。
私は、盗み採っている現場に出くわして、注意して止めさせたことが何度もあります。
私が出会ったのは、中学校の先生、高校の先生、大学の先生などでした。
こうした行為によって、生田緑地では、崖崩れを起こした場所もあります。
禁止されている行為であることを承知していて採取しに来る人たちに対する注意看板は、遠くからでも見える、見たくない人に見せるものでなくてはならないと思います。
土に関心のない人にも採取を禁止する看板が立てられていることを認識してもらえるように、訴えるものでないと役に立ちません。 注意しても止めてくれない人に、注意し続ける看板には、細かい説明は不要です。 知りたい人に情報を提供するための看板とは、全く、別のものでなければならないと思います。
今回は、地学班が、黙っていられないと言って、立ち上がりました。






木道改修工事についての現地協議
日時 2014/2/5(水) 14:30〜15:00 曇
場所 生田緑地 城山下谷戸
参加者 岩田臣生、岩田芳美、佐藤登喜子
    生田緑地整備事務所(磯部、清田)、工事業者

城山下谷戸の自然探勝路の木道の傷んだ所を、今年度の予算で改修してくれることになりました。
改修工事は必要なことなのですが、過去に何度も苦い経験をしていますので、事前に現地立会をして、 工事範囲と方法、作業によって踏み荒らすことになる範囲、資材や廃材の置き場所などについて確認させていただき、 注意してもらいたいことを理解していただく必要があると思いました。 そこで、現地での立会協議をお願いしました。
業者さんの価値観と私たちの価値観の相違があることを前提にして話し合いをしておかないと、良かれと思ってやってくれたことが問題であることがよくありました。
話し合いの結果、私たちがアブラチャンの実生に目印をつけておくことになりました。 また、資材や廃材の置き場として園路内を考えていてくれましたが、アオイスミレなどに配慮し、工事箇所に近い北側の柵内としてもらうことにしました。



この日は昨日の雪が所々に残っていましたが、シジュウカラの群れが枝から枝に忙しく飛び回り、アオジが道の前に出てきたり、シロハラやキジバトが枯葉色の草地で何やら啄ばんでいました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation