生田緑地の生物の生息環境を再生・保全する活動


谷戸の水辺の状態確認と手入れ
日時 2013/4/19(金) 11:40〜14:30 曇 15℃
場所 生田緑地 稲目谷戸 
参加者 岩田臣生

生田緑地整備事務所との会議を終えてから、次回の活動内容を検討するために谷戸の水辺の状態を確認しておくことにしました。
谷戸へ降りると、もうヤブニンジンが実になっていました。


ミヤマシラスゲの花序も出始めました。


湿地の水路から水漏れがあり、水流が止まっていました。 水路の所々に落葉のダムができていました。
この水漏れを補修して、溜まっていた落葉を取り除いて、水が流れるようにしました。
また、竹林下からの水流が1ヶ所水漏れしていたので、これを補修しました。 この流れは、まだ暫くは様子を見たいと思います。


クロセンブリが葉に止まっていました。





シロヨメナの群生する場所のアズマネザサは刈りました。


畑〜梅畑にはセリバヒエンソウが広がっていました。
セリバヒエンソウは、中国原産のキンポウゲ科の植物で、明治時代に渡来した外来種です。 東京を中心に分布していて、川崎の丘陵地に広がりつつあります。 一説には、小石川植物園から逸出したものが分布を広げているのだとあります。


上の田圃の近くの木道から近い所で、来園者が田圃雑草を楽しめるようにしたいと思っています。 その場所を、どこに、どのようにつくるか、つくれるかを考えるために、2ヶ所ほど、鍬を入れて状態を調べました。
人為的に植えるのは自然とは言えないと思いますが、取り返しのつく範囲で試してみたいと思います
この田圃雑草は、人目につかない場所で復活させたもので、毎年、手を入れて、育てて、観察しています。
適度に手を入れてやらないと他の植物に負けて、直ぐに、衰退していくことも分かりました。
しかし、条件を整えてやれば増やせることも分かってきましたので、木道から観察できる場所で実験してみたいと思っているのです。


下の田圃の上側の湿地にはスギナが一面に広がっています。 14日(日)の生田緑地観察会<里山の自然>の時には、ここにヤトセスジジョウカイが何頭も見られましたが、今日は寒いせいか姿が見えません。
隣地の竹林からミヤマシラスゲの群落の中に倒れていた竹を伐って、取り除きました。 ここも、大事な生物の生息地です。

下の田圃の畦にムラサキサギゴケが咲いています。


下の田圃の少し下にある、攪乱を必要とする植物の周りの攪乱もしました。

カサスゲの花も盛りを過ぎたようです。


ヨシ原のヨシが成長を始めていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation