生田緑地の谷戸の自然保全活動


田圃周辺の水辺管理
日時 2012/10/16(火) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地上の田圃周辺
参加者 岩田臣生、金子文隆、山本脩介

秋晴れの少し弱まった日差しの中、上の田圃の周辺には、アキアカネが乱舞していました。 そして、何組もの連結したペアがゆっくりと田圃の浅い水をなでるように産卵していました。
また、水際のミゾソバにマユタテアカネがいました。
更に雑木林側の草の上にはオオアオイトトンボがいました。 今年も産卵してくれそうです。
水を落とした田圃の浅い水の中に親離れして間もないと思われる小さなアメリカザリガニが多数見つかります。 そこそこ大きいアメリカザリガニは畦際の草陰に潜んでいました。
小さなアメリカザリガニに混ざって、マメゲンゴロウがいました。 マメゲンゴロウは、本当に多くなりました。 余程、ここの環境が気に入ったようです。
手網を使うと4cmクラスのホトケドジョウが掬えてしまいました。 田圃の水温も下がって、ホトケドジョウも活動できるようになったようです。
田圃に侵入していたオオミゾソバを引き抜くと、シュレーゲルアオガエルが1匹飛び出しました。 成体のようでした。
ツリフネソウは終盤ですが、地味ながらオオミゾソバは花盛りです。

水流から田圃へ水を引いている水路のミヤマシラスゲを刈り、水路の幅を広げ、泥をあげて流れ易くしました。

田圃の周囲で刈り残していた部分も畦の上、田圃内については、残っていたミヤマシラスゲやオオミゾソバも刈り取り、根を切り、スコップとジョレンを使って、少しずつ、泥を畦にあげていきました。
アメリカザリガニの穴が何ヶ所もありましたが、捕まえられた住人は1匹のみでした。 穴はどれも深くて、一つ一つ潰していかなければならないようです。
ただ、今日は、泥あげだけで終わりました。
駆除できたアメリカザリガニは2〜3cm大が100以上、4〜6cm大が20でした。 早い機会にアメリカザリガニ駆除だけを集中して行いたいと思います。



籾干し
日時 2012/10/10(水) 10:00〜13:30 晴
場所 生田緑地公園管理事務所裏
参加者 岩田芳美

14日(日)は、霧雨降る中での脱穀となりました。
この脱穀した籾をシートの上に広げて干しました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation