生田緑地の谷戸の自然保全活動




ススキ刈り
日時 2012/7/3(火) 9:00〜9:40 曇
場所 生田緑地七草峠
参加者 岩田臣生、岩田芳美

七草峠の崖面はスミレやヤマユリが咲く斜面とするべく毎年11〜12月に草刈を行うことを植生管理計画としていますが、ススキの勢いが次第に増してきています。 6月初旬に1回ススキを刈っておけばヤマユリが埋もれることはないと思います。 少し遅くなりましたが、ヤマユリが目立つようにザッと刈ることにしました。




ヤマグワ除伐
日時 2012/7/3(火) 9:55〜10:05 曇
場所 生田緑地ピクニック広場東斜面
参加者 岩田臣生、小泉恵佑、山本脩介

6月の台風によって折れたヤマグワを片付けました。


湿地の草刈り
日時 2012/7/3(火) 10:10〜11:30 曇
場所 生田緑地湿地
参加者 岩田臣生

ハンノキ林下の湿地は草の丈も高くなり、歩くのもままならなくなっていました。 そこで、2段目と3段目の間のヒメコウゾや、ススキなどを刈り取りました。
すると、ススキにかくれていたホタルブクロが一輪、花をつけていました。
今年はツリフネソウが優勢で、一面に広がっています。
この湿地に復活した植物の一つを木道から見える水流のほとりに、一株だけ移植してみました。 昔は、そこに有ったと聞いています。
うまく育つようであれば、もう少し増やしてもいいと思います。

草刈り
日時 2012/7/3(火) 10:15〜12:00 曇
場所 生田緑地城山下谷戸 苗木畑周辺
参加者 岩田臣生(11:40〜12:00)、岩田芳美、小泉恵佑、山本脩介、金子文隆

苗木畑の周辺の草刈りを行いました。 カナムグラを取るのが第一目的でしたが、全てを刈った方が早いということになったようです。
若手2人が、暑さにも負けずに競っていたようです。

上空に、オニヤンマが6匹群れていました。 初夏を感じさせる光景です。
上空に群れるオニヤンマ
ムラサキシジミが苗木畑のコナラにきていて、1本のコナラの苗木で産卵行動を行っているように見えました。
ムラサキシジミの幼虫はシラカシ、アラカシ、イチイガシ、スダジイなどのブナ科常緑樹の葉を食べます。ただ、夏期にはクヌギやコナラの新芽も食べるようです。
暖地系の蝶で、北限は宮城県です。生田緑地では、ほぼ全域の林縁で観察されますが、個体数は多くないそうです。
コナラの葉上のムラサキシジミ

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation