生田緑地の谷戸の自然保全活動




モニ1000) 水環境調査
日時 2012/5/28(土) 10:30〜13:20 晴
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生

モニ1000里地調査 5月の水環境調査を行いました。

【K】10:45〜11:00 ヨシ原の池
ヨシ原はカサスゲとヨシがすっかり大きくなっていました。 ヨシをある程度刈らないと池に近づくこともできません。
水は白濁していて、水温も高く、水は入ってきていないようです。
木道の端にヨツボシホソバ?の幼虫がいました。
ヨツボシホソバ幼虫

【B】11:00〜11:13 ヨシ原階段下の水流
水流は、前回の時の半分ほどの勢いに落ち着いていました。 水位も下がって、周囲へ溢れ出ていた水も止まったようです。

【A】11:20〜11:40 下の田圃裏の水流
下の田圃の裏の水流はすっかり草に埋もれていました。
田植え後の苗は、浮いてしまっているものが少し見られるものの、手入れを急ぐ状態ではありません。 カルガモは来ていないようです。 ただ、辺りは、昨日の田植えの騒ぎを記録するように、オオミゾソバは踏まれ、辺り一面に泥が散乱していました。
オオシオカラトンボ♂1が防鳥テープに止まっていました。
排水口付近にはホトケドジョウの稚魚が群れていましたが、一度堰を高くして水位を上げることにしました。
また、防鳥テープも追加しました。


【H】11:58〜12:09 上の田圃の導水路
上の田圃の苗も無事な様子です。
ただ、防鳥テープが2本、切れていました。 強い風のせいでしょうか。
残りの防鳥テープを追加しました。
この日の風は少し強すぎましたが、晴れていると防鳥テープは非常に目立つことは分かりました。
水位も上がっていました。 暫くは、この状態に保ちたいと思います。


【G】12:15〜12:40 湿地3段目の池
湿地の水は干上がっていました。 調べてみると、湿地に入りかけたところに大きな穴が開いて、そこに水が吸い込まれていました。
急遽、土嚢をつくって、穴を塞ぎました。 水が3段目まで到達するのには時間がかかりそうです。
現状は水が無く、調査できません。

オニシモツケ?が咲いていました。 オニシモツケは、日本では北海道、本州中部以北に分布する植物です。 神奈川県植物誌には載っていませんでした。
誰かが持ち込んだものでしょうか。
オニシモツケ

【C】12:45〜13:00 ハンノキ林上の池
ここも白濁していました。
オタマジャクシがいなくなったと騒いでいる親子がいました。

2012年5月28日 調査結果
調査地点 気温℃ 水温℃ 透視度cm PH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 23.3 21.0 20 6.8 BTB
B(中央水路末端) 23.5 18.0 70 7.1 BTB 0.50
A(下の田圃裏) 26.0 16.5 100 6.8 BTB 0.21
H(上の田圃への導水路) 24.0 16.0 40 7.2 BTB 0.44
G(湿地再生地)        
C(ハンノキ林上の池) 24.0 18.0 20 6.7 BTB


アカスジキンカメムシの羽化の季節のようで、今日も脱殻と脱皮後1日ぐらいの成虫が同じ葉の下と上に見られました。
その近くで、ヒメクロオトシブミも見られました。
アカスジキンカメムシ ヒメクロオトシブミ
木道の手摺りには、クヌギカメムシ、ツヤヒサゴゴミムシダマシ?、コメツキムシの仲間などが見られました。
クヌギカメムシ ツヤヒサゴゴミムシダマシ



植物保護のためのヨシ刈り、カナムグラ駆除
日時 2012/5/28(土) 10:30〜13:20 晴
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田芳美

ヨシの繁茂によって生育を阻害されそうな植物の保護のためのヨシ刈りやカナムグラ駆除を行いました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation