生田緑地の谷戸の自然保全活動


ピクニック広場周辺地区のアズマネザサ刈りと落葉運び
日時 2011/12/28(水) 10:00〜14:30 曇
場所 生田緑地ピクニック広場ほか
参加者 岩田芳美、岩田臣生(12:40〜14:30)

年末最後の活動として公園管理事務所の佐々木さんが集めてくれた落葉を田圃に運び入れました。
また、ピクニック広場のテーブルベンチ周りのアズマネザサを刈り取り、防犯上の不安を感じさせる死角を消しておくことにしました。
アカバナ

活動中に昆虫班の野澤さんが現れました。 野澤さんは冬の小蛾を追いかけているため、来園者の少ない厳寒期に生田緑地に通っています。
いわれなければ分からないような小さな蛾の幼虫が手摺りにいたのを教えてもらいました。
クロスジフユエダシャク♂ 野澤興一撮影
岩田は、公園管理事務所の会議室で総合企画局公園緑地まちづくり調整室(荻原、磯部、船津)との話し合いを済ませてからの活動となりました。
丁度、多摩区道路公園センターの山口さんが来て、西口駐車場から捨てられた落葉の処理について話し合いました。
生田緑地内の多くのトラブルは、生田緑地の施設で雇用された人たちが起こしています。 新たな人を雇用する度に、やってはいけないことを教育してくれるだけで、大勢が不愉快な思いをしたり、自然に負荷がかけられたりすることが減ると思います。
当該地区のアズマネザサは野鳥が潜り込めるヤブとして残していますが、汚らしくなって来園者が不快に感じるようにはしたくないので、 それなりの手入れはしています。 落葉溜めではありません。
落葉を捨てた当人に落葉の回収をさせて、その作業が如何に大変なものかを体験してもらった方がいいと思い、回収作業をお願いしました。

寒く冷え込んでいる冬の日はなかなか生き物に出会えませんが、たまたま手摺りの上にオオクモヘリカメムシが出ていました。


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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation