生田緑地の谷戸の自然保全活動


田圃の施肥、ホタルの国の準備(ホタル・ランタンづくり)
日時 2011/6/12(日)11:00〜15:30 曇
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生

土曜日は雨のために活動できませんでした。 このため、日曜日でも活動することにしました。
まずは田圃の施肥です。田植え直前の施肥は子どもたちから評判が悪いので控えていました。 雨の合間の施肥では大部分が流されてしまいそうですが、何回か繰り返せばいいでしょう。
田圃には、オオシオカラトンボがいました。 今年の初認です。
クロスジギンヤンマも飛んできました。
シマヘビが居ついていたせいでしょうか、シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシが少ないように感じます。 産卵する前に食われる確率が高かったたも知れません。
シュレーゲルアオガエルは神奈川県では要注意種に指定されています。
マメゲンゴロウは見られます。
そうそう、オオアメンボが来ていました。 田圃で見たのは初めてかも知れません。 神奈川県では準絶滅危惧種に指定されています。

施肥を済ませてから、金曜日に 1m20cmほどに伐っておいたモウソウチクをホタルランタンの設置位置に運びました。
竹籠に入れて運ぼうと思いましたが上手くいかず、両手に1本ずつ、1回に2本を持って、合計10本運びました。 これで地面に立てるホタルランタンは完了です。
窓を開ける作業は立てる場所で行いました。
もう1回、次の活動で、木階段部分に置く6〜8本を作れば、全てを新しくすることができます。

ムネクリイロボタルが木道の手摺り上にいました。 6〜7月に、生田緑地を散歩していると出会うことがありますが、非常に小さいので気がつかないかも知れません。 陸生のホタルです。
ムネクリイロボタル ムネクリイロボタル

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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