生田緑地の谷戸の自然保全活動

カサスゲ刈り取りとアメリカザリガニ駆除

ヨシ原のムラサキシキブにカラスウリがたくさんの実をつけています。


日時 2010/12/1(水)10:00〜14:00 晴
場所 生田緑地 
参加者 岩田臣生、岩田芳美、城本法子

谷戸の末端のヨシ原のカサスゲを刈り取りました。
生田緑地に生育する大型のスゲ属を代表するのが、ミヤマシラスゲとカサスゲです。
木道沿いに生えていたカサスゲは、私たちがヨシ原の管理をするようになってから、ヨシ原の中程まで広がるようになりました。
カサスゲの葉は丈夫で、放置すると4月の開花の頃になっても地表を覆っています。 この季節に刈り取っておけば、4月下旬には開花を楽しむことができます。

ヨシ原のカサスゲを刈り取ってから、池のアメリカザリガニを手網で採集しました。
アメリカザリガニ 1〜4cm×895匹、ホトケドジョウ 12、ヒメゲンゴロウ 1

5本の伐採したハンノキのうち2本はしっかりした萌芽がついていますが、3本にはありません。 萌芽しなかったのではなく、萌芽がポロポロと落ちてしまったのです。

活動中、枯れたヨシの茂みにはシジュウカラなどが出入りしていました。 また、モズが近くの電線に止まっていました。

隣接の畑の縁にホトケノザやナズナが花をつけていました。 季節を間違えたのでしょうか。


サネカズラの赤い実が残っていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation