生田緑地の自然保全活動

噴水広場改修に関する説明会
日時 2009/7/2(木) 10:00〜12:00
場所 川崎市北部公園事務所
公園緑地課 土田、松本
参加 岩田臣生、岩田芳美、佐野悦子、下條喜代子、武井キミ子、福田公子、水田茂子、吉田多美枝

配布資料なし。
噴水広場整備について昨年度ワークショップを開き、2011年度までに整備することでの方向性を庁内で決めたので報告説明をしたい。
4月に総合企画局に公園緑地まちづくり調整室ができて、生田緑地の今後のあり方について市全体(総合企画局、環境局、市教育委員会)で考えていくことになった。 これから広く一般の意見を求めて、今年度中に方向性を決める。
昨年度ワークショップの成果品として参加者に送られてきた図面は、ワークショップにおける議論が適切に表現されていないし、 青少年科学館改築計画との整合性もありませんでした。この図面でパブリックコメントをとるのかとんう意見が出され、 7〜8月に行政内部において計画を作成し、9月にパブリックコメントをとって、年内に計画を確定していく予定であることが説明されました。

噴水を残してほしいという意見がありました。 松本氏から「要望があれば噴水を改修して残すこともある」という説明があったために、 3年間の生田緑地ワークショップで決めてきた基本的な部分を否定するのかということで紛糾する場面もありました。
その他、次の様な要望も出されました。
●市長への手紙に添付した資料を、樹木を伐ることに賛成している人たちに公開して、その上で議論をしてほしい。
●樹木の一つ一つについて伐らなければならないかどうかということを現地で話し合って決めてほしい。
●夏期の噴水広場の利用状況を見てほしい。木陰が必要だということを理解してほしい。
●草地の維持管理の方法について具体的に検討してほしい。人が多い。お弁当を食べる場所が必要。 犬が草地に入るのを制限できないと寝ころぶことのできる草地にはならない。
●樹木が大きいのは魅力的、直ぐに大きくは育たないから大事にしてほしい。
●イベント広場にしてほしくない。
●今までに出てきた課題、草地はどの様にしたら維持できるのか、等々の具体的な検討をして戴き、これを計画にフィードバックして戴きたい。

結局、生田緑地の自然をどの様に保全するのか、利用者便益をどの様に評価するのか、維持管理の方法をどの様に考えるのか、 等々について具体的な説明は無く、計画案もこれから作成するとのことでした。

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