生田緑地の谷戸の自然保全活動
稲の補植、防鳥ネット調整

日時 2009/6/10(水) 10:00〜14:30
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生、岩田芳美(10:00〜12:30)

Yさん(元の地主さん)から、カルガモが田圃に入っているという電話をもらいました。 実は、田圃に入っているのは分かっていたのですが、稲の根が活着していたので放っておいたのです。 Yさんも元気になって、ヨシを刈ったらしいのです。 久し振りに休もうと思っていたのですが、無視するわけにはいきません。 田圃に出ることにしました。

上の田圃は、カルガモを追い出してから防鳥ネットを畦の高さギリギリに降ろしました。
田圃の近くにアオダイショウがいました。

下の田圃に隣接したYさんの土地はヨシが刈られて、ミゾソバとクワイが見えるようになっていました。
Yさんも斜面の草刈りをしていました。まず声をかけてから作業に取りかかりました。
カルガモが飛び込んで田圃の泥に潜り込んでいたネットを引っ張り出して、下で作業ができるように高く仮止めしました。
下の田圃は、苗が抜けてしまったように間隙が広いところも多く、元気のない苗もみられました。 これらを補植しながら、既に芽生え始めたコナギを泥の中に沈めていきました。
ネットの下の作業です。 うっかりすると長靴の上端から泥水が入ります。
一通り補植してから、防鳥ネットを畦の高さに降ろしました。 また、堰を調整して水位を上げました。

ホタル・ランタンの設置と蓄光目印の貼り付けが終わりました。

木道沿いの草の上には、イオウイロハシリグモとヒメギスが多数見られました。 また、1匹ずつでしたが、クサカゲロウの幼虫、ヒゲナガハナノミ♂、ササグモもいました。
イオウイロハシリグモ クサカゲロウ幼虫 ヒゲナガハナノミ ササグモ

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