生田緑地の谷戸の保全活動

田圃のネット除去
日時 2008/7/25(金) 10:00〜14:00 晴
場所 生田緑地の谷戸の田圃
参加者 岩田臣生、岩田芳美、神山歩未、城本法子

カルガモ避けに張った防鳥ネットを外しました。暑い暑い日で、少し動いただけで体がフラフラしてきます。
田圃へ引いた水路の途中に穴が開いていて、水はそこへ流れ込み、田圃は干上がっていました。 泥まみれのオタマジャクシやホトケドジョウが死んだように転がっています。アメリカザリガニは泥まみれになっても逃げようと動いています。 ネットには草が絡みつき、田圃の中にも草が生えていました。
水路を補修し、ネットを外しました。僅か、これだけのことが重労働に感じます。 ホトケドジョウやオタマジャクシは水域が広がると泳ぎだしました。 アメリカザリガニはできるだけ駆除はしたのですが、残念なことに、まだまだ残ってしまいました。
管理栽培を試しているイヌタヌキモも泥まみれで、泥を洗い落としたら、クロセンブリの幼虫が数頭出てきました。 流れの緩い、こんな場所を棲息地に選んだのでしょうか。 水路に穴を開けるのも生き物ですが、水が涸れないようにしなければならないと思います。

田圃の周辺には、ナガサキアゲハやアカボシゴマダラが飛び周り、その合間にゴマダラチョウが姿を見せてくれました。 そして、直前にアカボシゴマダラが止まった柿の葉に止まりました。
田圃の上にはオオシオカラトンボ♂とショウジョウトンボ♂♀が飛び交い、時折、オニヤンマが姿を見せていました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation