生田緑地の生物多様性保全
【2017/1/30 更新】
竹林の管理《水流保護のための土留めづくり》
日時 平成18年(2006) 3月 4日(火) 13:30〜16:30
場所 生田緑地 竹林
参加 岩田臣生、岩田芳美、尾形達也、佐藤利奈、美馬咲子

昨秋から始めたホタルの里の竹林管理作業も8日目となりました。
午前中は土壌動物班の活動を青少年科学館実験室で行いました。


そして、午後からホタルの里にやって来ました。
途中、ハンノキ林上の池に、アズマヒキガエルの姿がありました。
湿地の脇に生えている生田緑地唯一?のヤナギの芽がすっかり膨らんでいました。

竹林下の水流の再生のため、水流から1〜2m程のところに土留めをつくるのが、この日の目的です。

途中一休みして、今年の田圃づくりについて話し合いました。
今年の田圃は、美馬さんを中心に進めたいと計画しています。
流石に、ジッとしていると寒くなります。
水流に面した斜面に一通り設置して、この日の作業を終えました。
園路に近い方は隙間だらけですが、これは少しずつ手を入れればいいだろうと思います。


作業中、伐採したモウソウチクの枝にトックリバチの空巣を見つけました。

この日、尾形は竹の中にキイロスズメバチ(女王蜂)とクモを見つけた。竹の表面のちょっとした凹みにはクモの卵塊があった。
次回は、12日の午後、水流を開削する予定である。これは生物調査をしながら少しずつ進めたいと思う。

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