川崎市全域で見られる生物


市街地の樹林で見られるセミ
セミ
セミは全国の都市部でも普通に見られる生物だと思いますが、川崎では、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、そして南方系のクマゼミの 6 種のセミが棲息しています。
最近まで棲息が確認されていたハルゼミは、川崎から農薬管理下にない松林が消えたことで消えてしまいました。
クマゼミは、不定期に、市内各地で点々と確認されますが、まだ個体数は少なそうです。

アブラゼミ

ニイニイゼミ

ミンミンゼミ

ヒグラシ

ツクツクボウシ



全域で普通に見られる草本

ヤハズエンドウ
花期3〜6月。
つる性。
葉が羽状複葉でその先に巻きひげを出します。
葉の先端が矢筈状に切れ込みます。
日当たりのよい空き地、路傍、畑などに普通に見られます。
春早くから紅紫色の花を咲かせ、鞘状の果実になります。
果実が熟すと鞘が黒くなりカラスのようなことからカラスノエンドウという別名があります。


ホトケノザ
花期3〜6月。
柄のない2枚の葉が輪のように段状につき、それを仏像の台座に見立ててついた名です。
紅紫色の唇形花を密につけますが、蕾のまま実になる閉鎖花が混ざります。
路傍や畑など日当たりのよいところに普通に見られます。
春の七草の「ホトケノザ」ではない。


ヘビイチゴ
花期4〜6月。
田の畦や路傍などやや湿ったところに生え、茎は地を這い節から根を出して増えます。
ヘビの出そうなところに生えることから名がついた。
葉の付け根から柄を出し黄色の花を1個つけます。
花が終わると赤い果実になりますが、おいしくない。
毒はありません。


ヤブカラシ
花期6〜8月。
つる性。
地下茎を長く伸ばし、藪を枯らすほど盛んに繁茂することから付いた名です。
畑や藪、荒れ地に普通に生え、巻きひげで他のものに絡み上がっていきます。
花は小さく、めしべを囲む花盤は橙色で目立ち、蜜を持っているので昆虫が集まっています。


クズ
花期7〜9月。
つる性マメ科の植物です。
他のものに絡み高く繁り、花の時期に地上に花びらを落とし、よい香りがすることで開花を知ることができます。
秋の七草の1つ。
根からとった澱粉がくず粉、茎からとった繊維で織った布は葛布と利用されてきました。


ドクダミ
花期6〜7月。
民間薬として利用され十薬とも呼ばれています。
名前は毒や痛みをとるということから「毒痛み」から来たといわれています。
半日陰に生え地下茎で四方八方に広がり群生しています。
白い花のようなものは総苞で4枚あり、葉が変化したものです。
花は真ん中の棒状のものです。全体に特有の匂いがあります。


イタドリ
花期7〜9月。
草丈50〜100p。雌雄異株です。
平地から丘陵まで生えています。
路傍、林縁など広い範囲で見られます。
茎は太く、中空で若芽は酸味があり食べられます。
根茎は薬用にされています。


ミズヒキ
花期8〜10月。
草丈50〜80p。
花序を上から見ると赤く、下から見ると白く見えることから、紅白の水引に見立ててついた名です。
長い総状花を出し、花弁のない花をまばらにつけます。
果実は先がかぎ状になり、引っかかって運ばれます。
丘陵の林縁や市街地などで見ることができます。


ヒルガオ
花期7〜9月。
つる性でアサガオの仲間です。
花が朝から昼間まで咲くことから付いた名です。
日当たりのよい草地や路傍に生え、ロート状の花を咲かせます。
つるは他のものに絡み伸びていきます。
普通果実はできず、地下茎で増えています。


ジンガサハムシ
ヒルガオの咲く周辺の草地では、ヒルガオを食草とするジンガサハムシに出会えます。


ヘクソカズラ
花期8〜9月。
別名ヤイトバナ、サオトメカズラ。
つる性で他の草や木に絡み伸びていきます。
葉や茎を揉むと悪臭がするので、何ともかわいそうな名がつきました。
別名のヤイトバナは花の中央部がやいと(お灸)の後に似ているからと言われています。
サオトメカズラは早乙女葛で、花の姿を早乙女のかぶる笠に見立ててついた名と言いますが、ヘクソカズラのインパクトが強く、別名では呼んでもらえないようです。
果実は黄褐色に熟し、冬枯れの樹木やフェンスに絡まっています。


イヌタデ 別名アカマンマ
花期6〜10月。草丈30〜50p。
別名のアカマンマはおままごとで赤い実を赤飯に見たて遊んだことによります。
イヌタデの仲間は多くありますがこの種が一番身近にみられます。


エノコログサ 別名ネコジャラシ
花期8月〜10月 草丈20〜50p。
名前は花穂を子犬のしっぽに見立てたもの、別名のネコジャラシはこの穂で猫をじゃらしたことでついた名です。
日当たりのよい路傍、空き地、丘陵林縁、河原などどこでも普通に見られます。
エノコログサの仲間にキンエノコロ、オオエノコロ、ムラサキエノコロ、アキノエノコログサなどあります。


ススキ
花期8〜10月。草丈100〜200p。
秋の七草のひとつ、オバナという。
陵や平地のいたるところで見られます。
大きな株を作り、群生しています。
地上茎は枯れても地下茎は寒さに強く、地中で春の芽吹きを待っています。
ススキの仲間をカヤといい、茅葺屋根の材料にした。


ヨモギ
花期9〜10月。草丈50〜100p。
昔からお灸の材料や若菜で草餅の材料など生活に役立っていました。
春先に若芽をだし、秋に花をつけるので長い期間見られます。
花は小さく目立ちません。
地下茎をのばして増えます。


スズメノカタビラ
花期3が〜10月。草丈10〜20p。
小型のイネ科の植物です。
花期が長く、人家近く路傍、空き地、畑などどこでもいつでも見られる植物です。


ムラサキケマン
2年生草本で草丈は50p。
秋に葉を出して越冬し、春先に赤紫の花を着ける。
白に紅紫が混じる花もある。
夏には種子を残して枯れ、春植物の性質がある。



全域で見られる外来種

ハルジオン
花期4〜7月。草丈40〜100p。
北アメリカ原産。大正時代に園芸植物として入り、全国的に野生化しています。
花は白色が多く、蕾はうなだれたように下を向きます。
茎は空洞、葉は茎を抱いて付きます。
空き地、路傍、雑木林林縁など、どこにでも生え目にすることの多い植物の一つです。


ヒメジョオン
花期6〜10月。北アメリカ原産。明治維新の頃に入り、各地に広まっています。
ハルジオンに似ていますが、花期が少し遅いこと、蕾の時下向きにならない、茎は詰まっていて、葉に葉柄があることなどで、区別できます。
どこでも見られ、花期も長く、秋ごろも咲いています。


オオアレチノギク
花期7〜10月。草丈50〜150p。北アメリカ原産。日本には大正時代に入ってきました。
秋にロゼット状に葉をだし、冬を越して夏に花を咲かせます。
茎の先に花を円錐状にたくさんつけますが、花が咲いているか、目立たない。
種子散布で空き地に群生している他、路傍、河原、林縁などどこにでも生えています。花期も長い。


オオイヌノフグリ
花期3〜5月。
西アジア、中近東原産で世界中に帰化しています。
日本では明治の中頃に入り全国的に広まっています。
路傍、空き地などで一面じゅうたんを敷き詰めたように群生しているのを見ることができます。


ハキダメギク
花期6〜11月。
北アメリカ原産。
大正時代、東京の世田谷の掃きだめで見つかったことで名がついた。
路傍、空き地、耕作されていない畑などに生えています。
花期も長くいつでも、どこでも見られる種です。


セイタカアワダチソウ
花期10〜11月。
北アメリカ原産。
要注意外来種に指定されています。
東京オリンピックの輸入材に入ってきたとか、観賞用に栽培されていたものが野生化したとか言われています。
高さが2,5mにもなり河川敷、空き地、線路際など大群落をつくっています。
虫媒花で花粉症の原因にはならない。


メリケンカルカヤ
花期9〜11月。
北アメリカ原産。高さ50〜100p。
戦後に入ってきて、今では全国的に広まっています。
日当たりのよいところを好み、空き地、路傍、芝生、などに綿毛を作り一面の大群生が見られます。
川崎市内どこにでも生えています。


ワルナスビ
花期6〜10月。
草丈50〜80cm。
北アメリカ原産。
昭和初期に入ってきた。
花はナスの花に似ていますが、葉や茎に鋭いトゲがあり、地中の根茎を長く伸ばし広がり群生し、嫌われています。
果実は球形で黄色に熟しますが、食べられません。路傍、植え込みの中に生えています。


ニワゼキショウ
花期4〜5月。
北アメリカ原産。
草丈10〜20p明治中期あたりに入ってきて各地に広く帰化しています。
日当たりのよい芝生や道端などに普通に見られます。
花は1日花で次々と咲かせます。
果実は球形です。
ナンキンアヤメの名前でも呼ばれていました。


ムラサキツメクサ(別名アカツメクサ)
花期5〜8月。
草丈20〜50p。
ヨーロッパ原産。
牧草用として明治時代に入り、全国的に野生化しています。
市街地路傍、空き地、草原、河原といたるところで見られます。
花は茎の先に紅紫色の蝶形花を球状につけます。
クローバーでなじみのシロツメクサは、花の色が白、茎は地を這い節から根をだし、マット状に広がります。


ウラジロチチコグサ
花期6〜9月。
草丈20〜50p。
南アメリカ原産。
昭和40年代後半に入ってきた比較的新しい外来種です。
葉の裏に密着した白い毛をつけ白く見えます。
根元の葉を地面に張り付くように広げ、地面いっぱいに群生し他の植物が生える余地がないほど広がります。
空き地、路傍、庭などどこでも見られます。


アメリカオニアザミ
花期7〜8月。
草丈80〜150p。
ヨーロッパ原産・アメリカ経由で入ったのでアメリカの名がついたといわれます。
全体に鋭いトゲがあり、茎にひれをつけますが、ひれにも鋭いトゲをつけ、荒々し感じがするので名前もオニがつきました。
頭花を多くつけ、花の後綿毛になり、種を飛ばします。
路傍、アスファルトの割れ目、空き地などに増えています。


オオブタクサ
花期8〜10月。
草丈60〜300p。
アメリカ原産。
3mを超すほどの高さになり茎も太い。
河川敷、空き地などに大群落を作っています。
茎の先に穂状に小さい花を多くつけます。
種子で増えます。


キショウブ
花期5〜6月。草丈50〜100p。ヨーロッパ原産。
日本のハナショウブには黄色がないことから観賞用に明治時代に入ってきました。
繁殖力が強く今では各地の湿地や池などに野生化しています。


アレチヌスビトハギ
花期8〜10月。
草丈50〜100p。
北アメリカ原産。
比較的近年入ってきた帰化植物、西日本に多かったのですが、近年川崎でも、空き地、造成地、河川敷などに多く見られるようになり、増えています。
在来種のヌスビトハギよりも花が大きく、色も紅紫色で目立ちます。
果実は扁平でヌスビトハギが2個に対し、アレチヌヌスビトハギは4個つけます。
果実全面にかぎ状の細かい毛があり、衣服や動物について散布されます。


ヒメオドリコソウ
花期3〜5月。
草丈10〜25p。
ヨーロッパ原産、明治中頃日本に入ってきました。
淡黄色の花を密につけます。
葉は網目状の脈が目立ち赤紫色をしてます。
空き地や路傍、河原などどこにも生え、川崎市全区で見られます。
在来のオドリコソウがごく一部にしか見られなくなりました。


セイヨウタンポポ
花期3〜9月。
草丈20〜30p。
ヨーロッパ原産。
明治の初めに北海道に野菜として持ち込んだという説があります。
強い繁殖力で瞬く間に全国に広まり、都市部で、特に開発された後に増えています。
カントウタンポポは頭花の下の総苞片が反り返らないが、セイヨウタンポポは反り返えることで区別できます。
近年交雑種が出、判断が難しいものもあります。


メマツヨイグサ
花期6〜9月。
草丈100〜150p。
北アメリカ原産で明治中期に渡来しました。
空き地、路傍、河川敷などにたくさん生えています。
花は黄色で4弁花、夜に咲きます。
この仲間は花の後赤くなるものがますが、メマツヨイグサは花がしぼんだ後赤くなりません。


ヤセウツボ
花期5〜6月。
草丈10〜40p。
ヨーロッパ、北アフリカ原産。
マメ科、キク科、セリ科などの植物の根から養分を吸収する寄生植物です。
葉緑素を持たず、茎は褐色で直立し、花もまばらにつきます。
河原や空き地荒れ地など多く群生が見られます。
最近増えている外来種の一つです。


コセンダングサ
花期9〜11月。
草丈50〜100p。
熱帯アメリカ原産の1年草。
日本には江戸時代に入ったと言われる。
荒れ地、路傍、林縁、河原どこでも見られ、群生しています。
茎の先に舌状花のない筒状花だけの花をつけます。
花の後の果実は線状で先が二股に分かれ下向きのトゲがつき、衣服や動物について運ばれます。


アメリカザリガニ
1927年、食用ウシガエルの養殖用の餌として米国から移入したものが逃亡し、全国に野生化したものです。
繁殖力が旺盛で、在来の生態系に及ぼす影響は大きく、侵略的外来生物と思われるが、特定外来生物には指定されていません。



全域で見られる昆虫

キタキチョウ
里山から都市の緑地帯まで広く生息する蝶で、幼虫はマメ科植物を食べます。
成虫で冬を越すので、晩秋や早春にも飛ぶ姿が見られます。
昔からキチョウという名称で呼ばれてきましたが、南西諸島に分布するものが最近2種に分かれることになり、本土のものはこの和名がついています。


エンマコオロギ
よく知られた大型のコオロギで、芝地のような開けた場所を好み、コロコロリーと美しい声で鳴きます。
市内では、埋立地から里山まで、広範囲に生息しています。


ギンヤンマ
真夏の風物詩として昔から知られている、止水性(池など、流れのない水域で発生する)のヤンマ。
理由はわかりませんが、ここ 2〜3 年増加傾向にあります。


ショウリョウバッタ
体形の細長い大型のバッタで、校庭にも生息していることがあります。
市内では、埋立地から丘陵地まで、草地に広く生息していますが、多摩川には特に多いようです。


クビキリギス
尖った頭部が特徴のキリギリスの仲間です。
秋に羽化した成虫は越冬し、翌年の春から初夏、夜間ジーと長く高い音を出します。
河川などの広い草地に生息しているほか、道路の植樹帯など、意外に都市化した場所でも見つかる種類です。
キリギリスやコオロギの多くの種類と異なり、春に鳴くので、その正体に気づく人は多くないようです。


ヤマトシジミ
都市化に強いシジミチョウで、市内に広く分布し、成虫は春から秋まで見られますが、盛夏以後に数を増します。
幼虫はカタバミの葉を食べますが、この植物はコンクリートの隙間の僅かな土壌でも生育できる雑草です。



全域で見られる南方系昆虫

ナガサキアゲハ
北上傾向にある大型のアゲハチョウで、20世紀には関東にはほとんどいませんでしたが、近年普通に見られます。
後翅に尾状突起がない点が、他の黒色アゲハ類と異なり、特に雌の後翅に白斑があるのが特徴です。
幼虫は栽培種のかんきつ類を好みます。


ムラサキツバメ
幼虫は主にマテバシイの葉を食べます。
近年北上傾向にあるシジミチョウの仲間で、川崎では21世紀に入ってから普通に見られるようになりました。
マテバシイの自生は紀伊半島以南ですが、都市緑化で大量に植えられている樹木であり、特にそのひこばえ(根元から生える新芽)に好んで幼虫が発生します。
成虫で越冬しますが、塒としては樹林地を好むため、市内で確実に見られるのは北部の丘陵地です。



全域で見られる外来種(昆虫)

ヨコヅナサシガメ
樹上生活する大型の外来種サシガメで、他の昆虫を捕らえて体液を吸います。
動きは鈍いですが、刺されると痛いです。
里山林にも生息しますが、桜の木を特に好み、市街地でも見られます。
(写真はクロホソナガクチキという甲虫を捕らえたところ)

アオドウガネ
鮮やかな緑色の食葉性コガネムシで、近年北上傾向にあり、関東では21世紀に入ってから多数見られるようになりました。
樹林地だけでなく街の花壇などでも見られる園芸害虫。


アオマツムシ
中国原産の樹上性昆虫で、秋の夜間(寒くなると日中も)リー・リーとやかましく鳴きます。
古くは街路樹に多い昆虫とも言われてきましたが、最近では里山でも大発生しています。
写真右が、左の雌に求愛する、発音器のある雄。



全域の水辺で見られる昆虫、クモ

シオカラトンボ
一般によく知られており、池や湿地・河川の淀みなど、さまざまな水環境から発生し、夏場を中心に都市化の進んだ環境でも観察できます(オオシオカラトンボが丘陵の谷戸に多いのに対し、 生息場所の好みが微妙に異なるようです)。
雌は普通白粉に覆われず、枯草色と褐色の模様があるためムギワラトンボの名があります。


ジョロウグモ
ジョロウグモは民家の庭から丘陵地の林道まで、市内のほぼ全域で見られます。
9 月頃から目につき始め、10 月にはメスが産卵を前にして腹部が大きくなってくるのでより目立つようになります。 黒、黄、赤の体の色も目を引きます。


ネコハエトリ
市内のほぼ全域で見られる。
公園、街路の生垣、生田緑地内の低木、草むら等に住み、歩き回って、獲物を捜す。
クモの巣と言われる、円い網は張らない。



市内全域で見られる野鳥

ドバト(大きさ33cm)
留鳥です。公園や神社、お寺によくいます。カワラバトから人が改良して作った鳥で、野鳥のキジバトとは違い黒、灰色、白まで様々な色模様のものがいます。


ハシボソガラス(大きさ50cm)
主に開けたところで地面に降りてエサを探しています。雑食性ですがハシブトガラスより植物食と言われています。
濁った声で「ガア、ガア」と鳴きます。


ハシブトガラス(大きさ56.5cm)
ハシボソガラスより少し大きく、「オデコ」で名前の通り太いくちばしです。
雑食性でごみをあさり散らかします。 マヨネーズなどの油が大好きです。他にセミなどの虫やハナミズキなどの木の実も食べます。
澄んだ声で「カア、カア」と鳴きます。


ジョウビタキ(大きさ14cm)
冬鳥で、寒くなるとよく見られるようになります。
オスは銀色の頭と赤褐色の体に黒羽の白い斑が目立ちます。
開けた明るい環境が好きで、多摩川河川敷にもいますが、住宅地近くの小規模な畑にもよく来ています。


カワラヒワ(大きさ14.5cm)
留鳥ですが冬に多くみられ、多摩川河川敷や大きな緑地、住宅地にもいます。
茶色の体ですが、飛ぶと羽の黄色の斑が光に透けてとてもきれいです。
こずえの上の枝で「キリリ、コロロ」と鳴きかわしているのがよく聞かれます。


ムクドリ(大きさ24cm)
留鳥で、繁殖期以外は群れで行動し、夕方、高圧線に数百羽が並んでいることがあります。
戸袋などの住宅の狭いところに巣を作り子を育てます。


オナガ(大きさ37cm)
カラスの仲間で留鳥です。大きな緑地の中より住宅街の小さな緑地でよく見かけます。名前の通り尾が長いのですぐわかります。
「グエーイ、グエーイ」という鳴き声も特徴的です。
群れで行動しあちこちに出没します。繁殖期には卵やヒナを狙うカラスをよく集団で追いかけています。


ツグミ(大きさ24cm)
冬鳥で、シベリアから日本にやってきます。大きな緑地や多摩川河川敷でよく見られます。
両足で跳ね時々顔をあげて周りを見る動作が特徴的です。
雪が積もった庭にエサを探しにやってくることがあります。


ハクセキレイ(大きさ21p)
多摩川、中小河川の河原や浅瀬では通年見られます。
秋から冬にかけて数が多くなり市街地や丘陵地などの開けた場所でもよく見られるようになります。
アオバハゴロモ、アキアカネ、ミミズ、パンの耳などの採食行動が確認されています。


キジバト(大きさ33p)
全域で一年中見られます。
市街地ではテレビアンテナや電線によく止まっています。
飛んだ時、尾羽の先端の白帯が目立ちます。「デデポツポー」と繰り返し囀ります。


シジュウカラ(大きさ14,5p)
白い胸に黒いネクタイもようの留鳥です。
河川敷、住宅地、丘陵地などで見られます。
秋から冬にかけて雑木林ではコゲラ、ヤマガラ、メジロ、エナガと混群になって移動する様子が観察されます。


ツバメ(大きさ17p)
南の国から春に渡って来る夏鳥です。
駅や商店の軒下に巣を作り子育てをします。
近年巣材となる泥などの不足や巣から落ちるふんが嫌われるようになり減少傾向にあります。
雨の日でも飛び回り空中の虫を食べています。


メジロ(大きさ11.5p)
目の周りが白く、うぐいす餅色の留鳥です。
全域で見られますが、減少傾向にあります。
サクラやツバキなど花の蜜を好み、熟したカキの実も大好きです。舌の先が筆状になって花の蜜を吸いやすくなっています。


スズメ(大きさ14p)
家の周辺でも見られるおなじみの留鳥です。
雨上がりの水溜りで、羽を清潔に保つために水浴びをする様子が観察されることもあります。
エノコログサなどの草の種やアオムシ、アオバハゴロモなどの虫も食べます。


トビ(大きさオス59p、メス64p)
留鳥です。全域で見られます。
上空を「ピーヒョロロ」と鳴きながら旋回したり、カラスに追われたりする様子が時々観察されます。
多摩川中流域では繁殖も確認されています。川岸で死んでいるコイなども食べます。


ヒヨドリ(大きさ27p)
留鳥ですが冬に多く見られます。
多摩川河川敷、公園、市街地、農耕地などどこでも見られます。冬にはツバキの花粉で口もとを黄色く染めているのが観察されます。
花の蜜を吸うほか、桜などの花びら、木や草の実、草や野菜の葉、セミやハチ、トンボなどの昆虫やクモなど、様々なものを食べます。


ウグイス(大きさオス16p、メス14p)
留鳥です。
笹薮や草薮などの薄暗い場所を好みます。
さえずりは有名な「ホーホケキョ」で、地鳴きは「チャッ、チャッ」と鳴き「笹鳴き」とも呼ばれます。
日本三鳴鳥の一つです。

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