里山の自然学校2017
第5回《夜の昆虫観察》
【2017/7/24 更新】

日時　2017年7月23日(日) 16:00〜21:00　曇時々小雨　 場所　生田緑地　市民活動室、ピクニック広場〜田圃〜戸隠不動尊跡〜桝形山広場〜、生田緑地整備事務所裏、奥の池など 参加（里山の自然学校3年生）大橋拓真、工藤千穂、佐藤晴奈、軸丸陽希 　　（里山の自然学校2年生）猿谷明衣、鈴木美舟、仲田稔里、上村勇翔、佐藤功一 　　（里山の自然学校1年生）中村一冴、和　朋花、仲田千春、村上晄乃進、森村　玄、森村　舜 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　15名（今年度登録参加者　22名、今回欠席者　7名） 講師　岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、神山幸雅、藤間�X子、山本　晃　　　　　　　　 サポート　工藤思由（水田ビオトープ班）、宮内隆夫（昆虫班）　　　　　　　　　　　　計23名 曇り空から時折雨粒が落ちてくる天気の中での夜の昆虫観察となりました。 生田緑地整備事務所の地面にタマムシ（ヤマトタマムシ）が落ちていました。 クワガタ・レストランは営業停止状態が続いています。 昆虫採集のためにクヌギが痛めつけられ続けているだけでなく、降雨不足の影響もあるのではないかと想像しています。 ニホンミツバチが巣づくりをしているところを観察しました。 ツマキシャチホコ（蛾）が見つかりました。 谷戸に降りました。 梅畑で集合写真を撮りました。 戸隠不動尊跡でも集合写真を撮りました。 夕方の生田緑地では、クロヒカゲ、 カナブン、 マメコガネ、カブトムシ、ナミテントウ、トホシテントウ、 カラスアゲハ、クロコノマチョウ、ツマキシャチホコ、 オオシオカラトンボ♀♂、ヤブヤンマ♂、ウスバカゲロウ幼虫（アリジゴク）、 ササキリ幼虫、 ヤブキリなどの昆虫、 イオウイロハシリグモ、ササグモ、ザトウムシなどのクモ綱、 ニッポンマイマイ、 シュレーゲルアオガエル幼体、未同定幼蛇などの動物、 ヤブミョウガ、 アキノタムラソウ、 ノカンゾウ、 ヒヨドリバナ、 ミズヒキ、クサギなどの花が観察できました。 桝形山広場でお弁当を食べました。 雨粒が落ちてくるかも知れない空模様でしたので、ライトの上にシートを張る形で、ライトトラップを設置しました。 ニイニイゼミの羽化を観察しに行きました。 羽化途中のニイニイゼミを観察しました。 生田緑地整備事務所裏に戻って、ライトトラップに飛来した昆虫を観察しました。 今回のライトトラップに集まった昆虫は、例年に比べて少なく、環境を指標するような種が来てくれませんでした。 山本先生が用意したバナナ・トラップに集まった昆虫も含めて、観察できた昆虫は次のようなものでした。 コフキコガネ(15)、スジコガネ(16)、アオドウガネ(19)、カブトムシ♀(1)、ビロードコガネ(1) ウスバカミキリ、キマダラカミキリ、ナミテントウ(1)、コクワガタ♂、ノコギリクワガタ♀ オオツヤハダコメツキ(1)、その他のコメツキ類(3) チャバネアオカメムシ(1)、エサキモンキツノカメムシ(1)、クサギカメムシ(3) アオバハゴロモ、ベッコウハゴロモ(1) ニイニイゼミ(2) モンスズメバチ(1) シオヤアブ(1) ナナフシモドキ(1) 蛾類(多数) （上）カブトムシ♀ （上）ノコギリクワガタ♂（小顎型） （上）ウスバカミキリ （上）ノコギリクワガタ♀、ウスバカミキリ、キマダラカミキリ （上）オオツヤハダコメツキ （上）コフキコガネ （上）ナガヒラタムシ （上）エサキモンキツノカメムシ （上）クサギカメムシ 子供たちの感想を聞いてから、解散しました。 この日参加した宮内さんから、後日、2枚の写真が送られてきました。 ライトトラップで採集した蛾 2種が生田緑地初記録の種だったそうです。 ホソトガリバ アカジママドガ ※第10回里山の自然学校「秋の里山」は　11/23(木)に変更しました。注意してください。

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