生田緑地観察会“植物”
主催 青少年科学館


日時 2012/9/9(日) 10:00〜12:00 晴
ガイド講師 水田ビオトープ班 岩田芳美、佐藤利奈、サポート)岩田臣生
青少年科学館/永井、(博物館学芸員実習生)浅沼、鈴木、徳永、内藤、中島、難波 
観察会参加者  12組 22人(大人 16人、子ども 6人)
       多摩区 2組 5人、宮前区 2組 2人、高津区 1組 1人、中原区 3組 3人、幸区 1組 3人、
       川崎区 1組 2人、横浜市青葉区 1組 3人、同保土ヶ谷区 1組 3人

土壌動物班は諸事情から水田ビオトープ班に合流しましたので、生田緑地観察会の土壌動物観察のガイドは水田ビオトープ班が担当しています。

今日は、青少年科学館に来ていた博物館学芸員実習生6人が手伝ってくれることになりました。
土壌動物の観察会は多くの道具を使うこと、参加者一人一人がファーブルを使えるように面倒をみる必要があること等から、サポートがあることは有難いのです。

今日は、博物館学芸員実習生が6人、手伝ってくれることになりました。

はじめに、活動について、簡単な説明をしました。


土壌動物を観察するために、まず、土を採取します。 大きな落枝があったり、アズマネザサが繁茂していたり、いつも使ってきた場所ですが、少し手入れをしておく必要がありそうです。

いよいよ、土壌動物の見つけ出しです。 子どもたちは勿論、大人も夢中になっていました。


土壌動物の専門家として講師を務める佐藤は生後7ヶ月の子連れでの参加になりました。




吸虫管を使った採集を終わりにしました。
次は、ファーブル(実態顕微鏡)を使って、採集した生物を調べます。


顕微鏡は初めてという子どもも、久しぶりだというお父さんも、皆さん、夢中で覗いていました。
観察は、できるだけ殺さずに、終わったら逃がしたいということで、水を使っています。
ただ、水の上で動き回る生物や、いくつも集まってダンゴ状になっていると脚の本数を数えることもできません。 そこで、格闘が始まります。 暑さを忘れて、暫し、夢中になっていたようです。


最後に、確認した土壌生物から、青木先生の評価表によって、自然度を評価してみました。 その結果、評価点は57でした。


特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation